就職やデビューするための方法が分かったら、フィギュア業界は、どんな人物が求められているのか? を知っておきましょう。
一般的には学校を卒業していた方が就職に有利!
フィギュア会社の求人担当者からは「学校を卒業した人の方が、一趣味でやっていた人を採用するより良い」ということをよく聞かれます。学校で教わった人たちは、フィギュアの造形過程において指摘されることや、それを修正することに抵抗がないためです。求人に応募してきたなかで「技術が同等かそのレベル以下でも、フィギュアの学校の卒業生を採る」というくらい有利です。
ただし、年配の方の中には「技術は教わるものではなく、自分で身に付けるもの」といった考えの方もいます。それは、自分が趣味で模型を作っていたのが高じて原型師となったためで、そういった方にとって学校出身者は「教えてもらうことに慣れていて、学びとるという積極性が感じられない」と
取られる場合もあるようです。
fast はフィギュア制作専門の学校です。
〒165-0026
どの業界でも基本は同じ。社会人としてのマナーはしっかりと身につけましょう!
もともとは趣味の延長から広がったフィギュア業界という側面があるだけに、仕事として捉えられず一般常識に欠けた人もいるようです。仕事としてフィギュアに携わろうという人は、しっかりした実力を付けるとともに、次のようなコミュニケーション能力などの人間性も高めておく必要があります。
これらは一般的な条件で特別なものではありませんが、できていない人が意外に多いのです。
フィギュア制作会社の人にお聞きした話ですが、趣味でやっていた時と区別がつかず、締め切りを平気で破る、仕事よりもフィギュアイベント出展の自作品制作を優先させる、修正を嫌がったり、指示通り直さない人もいるそうです。あなたは大丈夫ですか?